メールマガジン



【大阪府立中央図書館メールマガジン】第84号

メールマガジン名 発行日
大阪府立中央図書館メールマガジン 2012年2月23日

【大阪府立中央図書館メールマガジン】第84号

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    大阪府立中央図書館メールマガジン  第84号 2012/2/23

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【1】催し物のご案内
◆第4回府民講座「宇宙での生活 〜究極のサステナブル(持続可能な)農業〜」◆
◆障がい者向けIT講習会(特別研修・図書館活用講座)◆
◆1階資料展示「春のつく小説 」(予告)◆
◆1階資料展示「映画は、観てから読むか、読んでから観るか」◆
◆3階資料展示「東日本大震災発生から1年」◆
◆地下書庫見学ツアー◆
◆こども資料室「楽しい手話」◆
◆こども資料室「おはなし会」◆
【2】第6回若者ダンスカーニバルを開催しました
【3】レファレンス事例紹介【陶器や土でひな人形をつくりたい】
【4】図書館の仕事探訪(17) 市町村図書館員向けレファレンス(調査相談)研修
【5】図書館からのお知らせ
【6】本の所蔵を調べる


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□  【1】催し物のご案内
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◆第4回府民講座「宇宙での生活 〜究極のサステナブル(持続可能な)農業〜」◆
http://www.library.pref.osaka.jp/central/syogaigakusyu/23kouza4/23kouza4.html

◆障がい者向けIT講習会(特別研修・図書館活用講座)◆
http://www.library.pref.osaka.jp/central/taimen/it2011tokubetsu.html

◆1階資料展示「春のつく小説」(予告)◆
期間:平成24年3月1日(木)〜3月31日(土)
場所:小説読物室(こども資料室入口付近およびカウンター付近)
内容:1980年以降に刊行された、「春」という字がタイトルにある小説を展示します。

◆1階資料展示「映画は、観てから読むか、読んでから観るか」◆
期間:平成24年2月2日(水)〜2月29日(水)
場所:小説読物室(こども資料室入口付近およびカウンター付近)
内容:2000年から2007年まで、日本映画の原作となった小説などを展示します。

◆3階資料展示「東日本大震災発生から1年」◆
期間:平成24年2月10日(金)〜4月11日(水)
場所:当館3階 社会・自然系資料室 階段前
http://www.library.pref.osaka.jp/central/oneyearafter.html

◆地下書庫見学ツアー◆
日時:平成24年3月10日(土) 午後3時30分〜
集合場所:当館1階 エントランスホール
事前申込は不要です。当日15分前から受付を開始します。
【地下書庫見学ツアーのページ】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/chikashoko.html

◆こども資料室「楽しい手話」◆
http://www.library.pref.osaka.jp/kodomo/syuwa201201.html

◆こども資料室「おはなし会」◆
【こども資料室月間行事表】
http://www.library.pref.osaka.jp/kodomo/story.html


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□ 【2】第6回若者ダンスカーニバルを開催しました
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「第6回若者ダンスカーニバル」を2月12日(日)に開催しました。
約50チームのご応募の中から、抽選会で当選した30チームのうち
出場辞退の3チームを除く27チームに出場していただきました。

各チームの、これまでの練習の積み重ねがうかがえるような
レベルの高い演技の数々に、会場は大いに沸きました。
たくさんの観客の皆さんにも早くから来場していただき、
大いに盛り上がりを見せた、第6回若者ダンスカーニバルでした。
各チームの審査員による採点結果は、次のようになりました。

 優勝: 「高津高校ダンス部」
 第2位:「whiteslope」
 第3位:「TDC」

当館では、ヤングアダルト向けに、
本や図書館の楽しみ方についての様々な情報を提供しています。
職員のブログ(「職員の日記帳」)も公開しています。
ぜひ、「YA!YA!YA!べんりやん 図書館」のページをご覧ください。
http://www.library.pref.osaka.jp/cgi-bin/benriyan/display_top.cgi


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□ 【3】レファレンス事例紹介【陶器や土でひな人形をつくりたい】
■ 〜図版や写真を、実際に本を開きながら探したレファレンス〜
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二月、節分も過ぎ、春が待たれるこの頃ですね。
先日図書館では、こんな質問をお受けしました。
「陶器や土でひな人形をつくりたいのだが、役に立つ本はないか。」

資料は、工芸の中の759の「人形、玩具」か、
製造工業の中の589.7「玩具」の中から探せそう、
と見当をつけつつも、書名に「雛人形」と入れたり、
件名「人形」「郷土玩具」などと入れたりして検索もし、
作り方や詳しい写真や図解がないかな?と実際中を見て、お探ししました。

『人形 3 日本と世界の人形のすべて 郷土人形と玩具』(藤森武ほか/写真 京都書院 1986.1)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000092540
各地の雛のグラビアと、雛ではないのですが、
「粘土人形を焼いて作る伏見人形のできるまで」の記事があります。

『郷土玩具図説 第7巻』(鈴木常雄/著 村田書店 1988)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000065799
グラビア一枚と、「土雛」の復刻があり、
イラストですが各地の土雛が載っています。

『分類別にみた郷土人形』( 新井智一/著 東京図書出版会 2002.3)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000001798635
冒頭にカラーで各地の土雛あり。本文41-84ページのふる里の土雛の項で解説。

『母と子のお雛さまめぐり』( 藤田順子/著 美術出版社 1993.2)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000033140
60ページにカラーで各地の郷土雛(土?)の写真あります。

『ひな人形』(斎藤良輔/著 法政大学出版局 1975)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000421374
白黒グラビア8ページから16ページに、
他の雛も交じってだが土人形主体の雛の写真あり。
124ページから158ページに郷土雛の項あります。

『ひな人形をつくる シリーズ子どもとつくる』( 八木秀樹/著 大月書店 1992.1)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000146791
押絵、ハマグリ、発砲スチロール、ドングリ、
木目込みの雛人形の作り方とともに、
紙粘土でつくる方法が42−46ページに載っています。


『雛人形の世界』( 読売新聞社 1987.12)
http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPLIB/webopac/kensaku/kensakuSyousai.jsp?tilcod=10000000221320
89-94ページに郷土雛の写真と解説が載っています。

資料の内容を検索するデータベースも増えてきましたが、
資料中の図版や写真を探すのは、なかなか機械的に出来ません。
こうした手探りの作業もレファレンスにはやはり必要です。


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□  【4】図書館の仕事探訪(17)市町村図書館員向けレファレンス(調査相談)研修
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「江戸時代には、どんなリサイクルが行われていたか?」
「ペット保険の統計が見たい!」など、
興味深い質問がメールや電話、直接カウンターで、日々持ち込まれます。
お話をお聞きすると、皆さん本当に真剣に情報を探していらっしゃいます。
こうした、情報を探すお手伝いを、
図書館では「レファレンス(調査相談)」と呼びます。
先日当館では、市町村の図書館職員を研修生として、この業務の実習を行いました。

私も二人の方を担当させていただきました。
参考図書(事典や年鑑、目録や名簿など)の説明をした後は、
「色鉛筆の歴史を知りたい」などの実際に来た質問について調べてみたり、
利用者と司書の役になって、
「竜馬の本はありますか?」「恋愛の本どこですか?」などの質問から、
会話しながら必要とされている情報を絞り込んでいく練習をしたり、
最後は実際にカウンターも体験していただきました。
図書館が違うと、持っている資料も来る質問も全く違います。
最初は戸惑われていたお二人ですが、
「貴重な経験になった!」と言って下さり、
「レファレンスの腕を磨くぞ!」
「自館にあったレファレンスのあり方を探すぞ!」
という意気込みをもって帰られました。

【調査相談(レファレンス)とは】
http://www.library.pref.osaka.jp/reference.html
当館のレファレンス業務に関する紹介とサービスへの入り口です。

【e−レファレンス】
http://www.library.pref.osaka.jp/portal/help_eref.html
上記のページからも行けます。インターネットから質問を申し込み、
電子メールで回答を受け取っていただけるサービスです。

【大阪府立図書館レファレンス事例DB検索】
http://p-eref.library.pref.osaka.jp/oosaka_ref_web/referenceSearch.do?did=20121157572886
同じく上記のページからも行けます。
文頭に挙げた問いの答えも見ていただけます。

【レファレンスって何だ?】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/benriyan/tsukau/reference.html
当館ヤングアダルトのページ「YA!YA!YA!べんりやん図書館」
図書館を使いこなすには?より。
わかりやすくレファレンスを説明しています。

【当メールマガジン バックナンバー】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/mm_back.html
「ニュースレファレンス」「レファレンス事例紹介」の題名で、
毎号、事例をご紹介しています。


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□  【5】図書館からのお知らせ
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◆2月・3月の休館日について◆
毎月曜日と3月8日(木)です。

【開館日カレンダー】
http://www.library.pref.osaka.jp/central/date.html

◆「大阪府立図書館e−レファレンス」◆
http://www.library.pref.osaka.jp/portal/help_eref.html
東北地方太平洋沖地震により、現地の図書館にも大きな被害が生じて
いることから、次の県にお住まいの方からも「全分野」のご質問を
お受けいたします。
青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県
(当初、4月30日までとしておりましたが、当分の間、継続いたします)

◆大阪府および近隣府県に避難されている被災者の方の利用者登録について◆
http://www.library.pref.osaka.jp/lib/oshirase_jishin2011_toroku.html
東日本大震災で被災され、大阪府および近隣の府県に避難されている皆様には、
臨時的措置として利用者登録を行っています。

《対象となる方》
A.大阪府および近隣の府県(京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・
三重県)、ならびにこれらの府県の市町村が受け入れた被災者の方
B.Aの各府県に避難されている被災者の方で、次の県に住民登録されている方
青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県

登録手続など、詳しくはホームページをご覧ください。
資料の閲覧、複写等のご利用には、利用者登録は必要ありません。
どなたでもご利用 いただけます。

◆聴覚に障がいのある方が図書館に来館されたら、手話通訳者が対応します◆
聴覚に障がいのある利用者がこられた際、
利用者の希望があれば手話通訳者が対応しております。
手話通訳者は以下の曜日・時間に図書館におります。
火曜日から金曜日の午前10時15分から午後4時30分まで
土曜日の午前10時15分から午後4時45分まで
手話通訳希望の方は、1階エントランス案内受付および館内各カウンターにある
手話通訳カードをカウンター職員に出してください。

聴覚障がいや言語障がいがある方へのサービス
http://www.library.pref.osaka.jp/central/taimen/taimen_cyok.htm


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□  【6】本の所蔵を調べる
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【大阪府立図書館蔵書検索】
 http://p-opac.library.pref.osaka.jp/osp_search.html
【携帯版蔵書検索】
 http://p-opac.library.pref.osaka.jp/OSPMBL/mobile/search/inp_cond.jsp
【横断検索】(大阪府内の公共図書館等の所蔵が一度に検索できます)
 http://www.library.pref.osaka.jp/cgi-bin/book.cgi
【資料展示一覧】更新:2012年1月31日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/exhibition.html
【社会自然系資料室 資料案内】更新:2011年1月6日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/sjbguide/index.html
【人文系資料室 資料案内】更新:2011年8月3日
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/jbguide/index.html
【新聞書評情報】毎週更新
 http://www.library.pref.osaka.jp/central/shohyo.html


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 >> 次回は平成24年3月8(木)発行予定です。
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 東大阪市荒本北1丁目2番1号/ TEL 06-6745-0170
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